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20代後半なら転職エージェントは一気通貫型と分業型のどちらがいい?メリット・デメリットを踏まえて解説しました

転職エージェント

転職エージェントには転職支援の仕方に種類があり、一気通貫型と分業型の2種類があります。20代後半の人が転職エージェントを利用する際にはどちらのタイプが良いのでしょうか?今回の記事では一気通貫型と分業型のメリット・デメリットを踏まえながら、20代後半の人はどちらを選ぶべきかを解説しました。

目次

一気通貫型の転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントにおける一気通貫型とは何かというと、キャリアアドバイザーが企業への営業と求職者の転職支援の両方を担当することを指します。では、転職希望者が一気通貫型の転職エージェントを利用するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

一気通貫型の転職エージェントのメリット

  • キャリアアドバイザーが企業と求職者の両方を担当するので、求人情報の詳細さ、正確さが高い
  • 内定後の条件交渉がしやすい

企業と求職者の間に介在する人物はキャリアアドバイザー1人のみなので、求人企業の情報がダイレクトに求職者に伝わります。そのため、職場環境、労働環境、年収などだけでなく、転職市場の動向も詳しく正確に知ることができます。

また、あなたが内定を獲得した時に、少しでも良い条件で勤めたい場合には、担当のキャリアアドバイザーがダイレクトに企業に交渉してくれるのも一気通貫型ならではです。

一気通貫型の転職エージェントのデメリット

  • キャリアアドバイザーが一人で複数の求職者を抱えるので、サポートが薄くなりがちである
  • キャリアアドバイザーとの相性が悪かった場合、変えにくい

キャリアアドバイザーは一人で複数の企業と求職者を抱えることになるので、忙しいです。そのため、求職者へのサポートが薄くなりがちで、ドライに感じる人もいます。大量の求人紹介も無いので、求職者の方から積極的にコミュニケーションを取りに行かないと、サポートの優先順位が高くならないので、注意が必要です。

また、キャリアアドバイザーとの相性が悪かった場合は、企業担当も兼ねていることが裏目に出ます。分業型であれば、変更がしやすいですが、一気通貫型の場合は、そのキャリアアドバイザーでないとダメなので変えにくいというか変えられないです。

一気通貫型の転職エージェントの代表例

  • JACリクルートメント
  • パソナキャリア(分業型も採用)
  • Spring転職エージェント
  • クイック

分業型の転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントにおける分業型とは何かというと、企業を担当するリクルーティングアドバイザーと求職者を担当するキャリアアドバイザーに分かれることを指します。では、転職希望者が分業型の転職エージェントを利用するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

分業型の転職エージェントのメリット

  • サポートが手厚い
  • 求人の紹介数が多い
  • マッチングがしやすい
  • キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合、変更しやすい

分業制だと求職者担当はキャリアカウンセリングに集中できるので、求職者のことを深く知ることができます。そのため、応募書類の添削や面接対策、スケジュール調整など手厚くサポートしてくれます。

一方で、企業担当は求人企業の開拓や取材に集中できるので、企業のことを深く知ることができます。そのため紹介できる求人数が多くなりやく、マッチングがしやすくなるので、的外れの求人紹介になりにくいです。

また、一気通貫型では一人で企業と求職者を担当するため、キャリアアドバイザーとの相性が悪かった場合は変更しにくいですが、分業型は分かれているため、変更しやすいです。

分業型の転職エージェントのデメリット

  • 企業と求職者の間のコミュニケーションロスが生じやすい

分業型だと求職者担当の求人企業への理解が低くなりやすいので、的外れの求人紹介になることがあり、一方で、企業担当の求職者への理解が低くなりやすいので、良い人材であってもアピールしきれないことがあります。ただし、エージェントによっては、企業担当が求職者に直接説明しているとろこもあります。また、企業と求職者の間に2人の人物が介在していると、内定後の条件交渉の希望が通りにくくなるおそれもあります。

分業型の転職エージェントの代表例

  • リクルートエージェント
  • doda(デューダ)
  • パソナキャリア(一気通貫型も併用)
  • マイナビエージェント

両者を比較して分かること

一気通貫型と分業型の転職エージェントを比較して分かることがあります。それは次の3つです。

  • 一気通貫型には外資系企業を顧客に持つ転職エージェントが多い
  • 分業型の転職エージェントには日系の転職エージェントが多い
  • ハイクラスを対象にする転職エージェントは一気通貫型が多い

一気通貫型には外資系企業を顧客に持つ転職エージェントが多い

一気通貫型の転職エージェントは、自信が外資系または海外にルーツがあったり、顧客に外資系・国内グローバル企業を持つところが多いです。

外資系エージェントの例
  • Spring転職エージェント
  • ロバート・ウォルターズ
  • ランスタッド
  • ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ ジャパン
  • マイケル・ペイジ
日系エージェントの例
  • JACリクルートメント(日系だが発祥は海外)
  • クイック
  • パソナキャリア(分業型併用)
  • デジマージョブ(外資系・国内大手優良企業専門)
  • エンワールド・ジャパン(エン・ジャパンの子会社、外資・グローバル企業専門)
  • マスメディアン
  • アヴァンティ

分業型の転職エージェントには日系の転職エージェントが多い

  • リクルートエージェント
  • doda
  • パソナキャリア(一気通貫型併用)
  • マイナビエージェント
  • ワークポート
  • メイテックネクスト
  • type転職エージェント
  • ヒューマンタッチキャリアエージェント

ハイクラスを対象にする転職エージェントは一気通貫型が多い

例えば、JACリクルートメントは主に30代以上のミドル・ハイクラス対象にしていて、アヴァンティは20代・30代の優秀層を対象にしています。外資系の転職エージェントもハイクラスの求人を多く取り扱っていて、何れも一気通貫型の転職エージェントです。

20代後半なら分業型の転職エージェントを選ぼう

一気通貫型と分業型のメリット・デメリットと両者を比較して分かったことを踏まえると、20代後半でハイクラスでもない普通のキャリアを重ねている人は、分業型の転職エージェントをメインに利用した方が良いです。その理由はたった一つ、20代後半はキャリアはあるけどそこまでではないからです。

20代後半はキャリアはあるけどそこまでではない

20代後半であればそこそこのキャリアがありますが、多くの人はさほど重要なポジションについているわけではないので、即戦力というよりは、30代以降のポテンシャルを見られる年齢です。そのため、20代後半の転職希望者は、じっくりとキャリアカウンセリングしてマッチングをしてくれる分業型の転職エージェントの方が合っています。

分業型の転職エージェントの中にも一長一短がある

分業型の転職エージェントでも完璧なところはありません。どこでも一長一短あります。リクルートエージェントやdodaのように利用者数が多ければ、キャリアアドバイザーであっても連絡が遅くなることもありますが、パソナキャリアやマイナビエージェントとは違い、求人数は多いです。そのため、リクルートエージェントとdodaの一方と、パソナキャリアとマイナビエージェントの一方を併せて利用するという形が良いかもしれません。

外資系やグローバル企業を志望する場合は例外

分業型の転職エージェントにも外資系・グローバル企業の求人はありますが、一気通貫型の転職エージェントの方が求人数は多いですし、ノウハウがあります。だから、外資系・グローバル企業を志望する場合は一気通貫型の転職エージェントを利用しましょう。

分業型の転職エージェントに無料登録する

分業型転職エージェントの主なところをまとめたので、参考にしてください。

  • リクルートエージェント
  • doda
  • パソナキャリア(一気通貫型も併用)
  • マイナビエージェント
  • type転職エージェント
  • ワークポート
  • メイテックネクスト

リクルートエージェント

 

  • 転職エージェントの中で保有求人数が多い
  • 第二新卒からハイキャリアまで職層が幅広い
  • IT・通信業界に強い
  • 営業職、エンジニアに強い
  • 面接力向上セミナーの受講で面接通過率が35%アップ

転職業界の巨人であるリクルートグループの転職支援サービスがリクルートエージェントです。同業の中で最も求人が多いです。幅広い年齢の人が利用していますが、転職決定年齢で言うと、26~30歳の層が44%で最も多く、20代後半の人が利用するのに適しています。面接力アップに定評があり、特に、IT・通信業界や営業職、エンジニアを志望している人におすすめです。

リクルートエージェントの詳細を見る

dodaエージェントサービス

  • リクルートエージェントの次に保有求人数が多い
  • サービス業界、メーカーに強い
  • 営業職、ITエンジニアに強い
  • 職種に適した職務経歴書アドバイスが受けられる
  • 全国主要都市に展開し、U・Iターンも可能

パーソルグループが運営するdodaはリクルートエージェントに次いで保有求人数が多いです。全国主要都市に展開していて、幅広い年齢層が利用していますが、25~29歳が41.2%と最も多く、20代後半の人が利用するのに向いています。サービス業界、メーカー、営業職、ITエンジニアの求人に強いですが、営業職以外は突出しているわけではなく、幅広く職種に適した職務経歴書アドバイスや模擬面接が受けられます。

dodaエージェントサービスの詳細を見る

パソナキャリア(一気通貫型も併用)

  • 利用者のうち67.1%が年収アップ
  • 取扱い求人の業界比率のバランスが良い
  • 取扱い求人の職種比率のバランスが良い
  • 求人マッチング度が高い
  • 25万人超の転職支援で培った選考対策ノウハウを伝授

パソナが運営するパソナキャリアは取扱い求人の業界比率・職種比率のバランスが良く、約30,000件の求人を取り扱っています。これまでに250,000人超の転職支援実績があり、そこで培った書類選考や面接選考対策のノウハウを伝授してくれます。キャリアアドバイザーの中には企業も担当する一気通貫タイプの人もいますが、基本的には分業制で、求人マッチング度の高さに定評があります。そのため利用者の67.1%が年収アップを実現しています。

パソナキャリアの詳細を見る

マイナビエージェント

  • 手厚い転職サポート
  • 30歳前後の利用者が多い
  • IT・通信系、メーカー系に強い
  • エンジニアに強い
  • 求人マッチング度が高い

マイナビエージェントはマイナビが運営する転職支援サービスです。楽天リサーチの2018年1月の調査では20代に信頼されている転職エージェントNO.1になっており、25~35歳の利用者が59%を占めていることから、20代後半の人の利用に向いています。サポートの手厚さに定評があり、夜間・土曜日の相談は利用回数制限がなく、アピール力のある職務経歴書作成アドバイス、様々な観点からチェックする模擬面接などを受けることができます。企業担当と求職者担当は業界・職種別専任のため、それぞれの業務に注力することができ、求人マッチング度が高いです。特に、業界はIT・通信系、メーカ系、職種はエンジニア志望の人におすすめです。

マイナビエージェントの詳細を見る

type転職エージェント

  • 一都三県に特化
  • 大手企業の求人も多い
  • エンジニア(特にIT)、営業、管理系に強い
  • 20代の利用者が約半数を占める
  • 年収アップしている利用者もいる

type転職エージェントはキャリアデザインセンターが運営する転職支援サービスです。一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)にエリア特化していて、大手企業の求人も多くあります。エンジニアtypeやエンジニアに特化した転職フェアも別に運営していて、エンジニアの転職に強いです。20代の利用者が多く、25~29歳は42%を占めていて、20代後半の人の利用に向いています。利用者で年収アップを実現している人もいます。

type転職エージェントの詳細を見る

ワークポート

  • IT・Web業界に強い
  • ITエンジニア、ものづくりエンジニア、営業に強い
  • 転職コンシェルジュによる丁寧な選考対策
  • マッチングは高精度
  • 主要都市での転職をサポート

ワークポートは総合型の転職エージェントですが、もともとはIT・Web業界専門だったこともあり、ITエンジニアの転職に強く、モノづくりエンジニアや営業の転職にも強いです。転職コンシェルジュによる丁寧な書類対策・面接対策だけでなく、マッチングにも定評があり、dodaやリクナビNEXTの提携エージェントとして転職決定人数部門で1位になった実績があります。東京以外では仙台、埼玉、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡にオフィスがあり、上京転職やUターン転職にも対応しています。

ワークポートの詳細を見る

メイテックネクスト

  • エンジニアに特化(製造系エンジニアに強い)
  • 土・日・祝日でも対応
  • 技術に精通したアドバイザー
  • 利用期限は無し

メイテックネクストはエンジニアに特化した転職エージェントで、特に製造系エンジニアに強いです。半数がメーカーの技術分野出身の技術に精通したアドバイザーによるサポートを土・日・祝日でも受けることができます。また、利用期限は無いので、自分のペースで転職活動をすることができます。

メイテックネクストの詳細を見る