転職コラム

第二新卒は転職が難しい?経験者の立場から見た採用される第二新卒とダメなパターン

「入社3年以内で転職を考えているけど、第二新卒の転職って難しいの?採用される人とダメな人の違いって何だろう?」

こんな疑問に答えます。

ちなみに、私は第二新卒の転職に失敗しましたが、新卒同期の同僚は転職していきました。

最初は、「何で彼が転職できて、私は転職できないんだろう」と悩みました。

しかし、その違いを検証して、ブランクがあった後の20代後半に転職を果たしています。

だから、第二新卒の転職が難しいというわけではないんです。

今回の記事では、どうすれば第二新卒として採用されるのか、またはダメなのか掘り下げて解説します。

採用される第二新卒とダメなパターン

まず、それぞれを箇条書きにまとめました。

採用される第二新卒

  • 経験年数が少ないなりに充実している
  • 選考対策を万全にした

ダメなパターン

  • 隣の芝生が青く見えている状態
  • 選考対策をしているようでしていない

「え?これだけ?」と思うかもしれません。確かに細かく見ていけばもっとありますが、双方ともおおまかには2つです。

で、双方に共通しているのが、仕事への意欲と選考対策です。

この2点を詳しく見ていきます。

仕事への意欲が無いとダメ

理由は、隣の芝生が青く見えるような人には魅力を感じないから。

すぐに辞める人は採用しない企業もある

世の中には、就職して数年もたたないうちに辞めてしまうような人は堪え性がないから、採用しないという企業もあります。

その気持ちも分からないわけではありません。採用してもすぐに辞められてしまったら、再度採用活動をするのにお金がかかります。当て込んでいた仕事が飛んでしまうかもしれません。だから、損失を未然に防ごうという行動を採るのは当然です。

隣の芝生が青く見えるような人は、採用してもまた同じようにすぐに辞めてしまうのではないかと思われやすいので不利なのです。

仕事への意欲を示せればOK

職務経歴書にしても、面接にしても仕事への意欲が感じられればOK。

それは何も特筆すべき成果がないといけないというわけではありません。凄い成果だけあっても、転職してから再現できなければ全く意味がありません。

それよりも、小さな成果でもいいので、再現できる人の方が採用されやすいです。

会社の同僚も、私が20代後半で転職できたのも、応募先が求めるものと経験してきたことが一致していて、再現できると思われたからです。

ちょっとしたエピソードさえもないというのは間違い

漫然と過ごしてきたから、小さな成果さえもないというのは間違いです。

詳しくは次の選考対策のところで述べますが、キャリアの棚卸しができていれば、エピソードは発掘できます。

もし仮になかったとしても、対処法はあるので、心配はご無用です。

選考対策を万全にしないとダメ

理由は当然ですが、不採用になるから。きちんとやっているようでやっていない人が多いです。

全てはキャリアの棚卸しに尽きる

書類選考のために職務経歴書を書く時も、面接で自己PRや志望動機を話す時も、キャリアの棚卸しをきちんとしていないと対応できません。

職務経歴書テンプレートや想定問答集を利用するのは構いませんが、キャリアの棚卸しという基本ができていないとボロが出てしまいます。

職務経験を5W1Hで掘り下げる

5W1Hを利用するとキャリアの棚卸しがしやすいです。

  • いつ(在職期間)
  • どこで(部署・職種)
  • 何を(商品・サービス)
  • 誰に(法人?個人?)
  • なぜ(仕事に取り組んだ理由)
  • どのように(仕事の仕方)

この5つのポイントを意識して、キャリアの棚卸しをしてみてください。エピソードがスラスラと出てくるはず。

また、課題解決をしたり、困難を乗り越えた経験がないか確認しておきましょう。転職しても活躍できると思ってもらいやすくなります。

企業研究をする

キャリアの棚卸しで自分の職務経験を整理するだけでなく、企業研究もして選考突破の確率を上げましょう。

書類選考も面接も、自分と企業が一致している点が多いほど通過しやすいです。

全く企業研究をせずに選考に挑んでも、的外れなことを書いたり、話したりして、落ちて損するだけ。

では、企業研究はどのようにすれよいのかというと、

  • 転職エージェントに相談する
  • 志望先で働いている友人・知人に聞く
  • 転職口コミサイトを見る
  • 上場企業であれば、IRを見る

この4つの何れかまたは複数を抑えておけばOK。

転職エージェントは企業に取材をしているので、内部情報が得られます。ただし、転職支援を受けないと得られないので、志望先や業界で働いている友人・知人がいれば、その方が聞きやすいです。

また、ネットを使った情報収集は、キャリコネや転職会議などの転職口コミサイト、企業のWebサイト・SNS、IR情報を利用すると良いです。

特に、IR情報では有価証券報告書の中に経営課題が載っているので、自分の経験に絡めてアピールすることで、企業と共通点があると思われやすいです。

職務経歴書を作る

キャリアの棚卸しと企業研究を終えたら、職務経歴書の作成に移ります。

職務経歴書は自由書式ですが、一定の書き方があります。

  • 職務要約
  • 職務内容(社歴、仕事内容、実績など)
  • 活かせる経験・スキル
  • 自己PR

基本的には上記の4つを踏まえて書きます。

第二新卒は転職が初めてになるので、書式は編年体式が合っています。時系列で職務経験を書いていくので、順を追ってどのように経験を積んでいったかが分かるからです。

なお、一般的に職務経歴書に自己PRは書きますが、志望動機を書くケースは少ないです。

しかし、第二新卒の中でも職歴が1年未満の早期離職者は、職務内容に書くことが無いので、自己PRの分量を増やしたり、志望動機を追加して書くことで、職務経歴書のスペースを埋めると良いです。

第二新卒の職務経歴書の書き方は、テンプレートを見ると分かりやすいので、リクルートエージェントなどの転職エージェント・サイトから入手しましょう。

自己PR、志望動機を作る

自己PR、志望動機の作り方は、型があります。その一例がPREPです。

例えば、自己PRは、

  • Point(セールスポイント)
  • Reason(セールスポイントが得られた理由)
  • Example(具体的エピソード)
  • Point(セールスポイントの再掲)

また、志望動機は、

  • Point(志望理由)
  • Reason(志望理由に至った背景)
  • Example(具体的エピソード)
  • Point(志望理由の再掲)

上記のPREPを踏まえて書けば、論理的に自己PRや志望動機が相手に伝わります。

面接対策をする

一人で想定問答集を作って対策するのもダメではありませんが、模擬面接をしてもらった方が面接突破の確率は高いです。

模擬面接をしてもらうためには、転職エージェントに相談するのが一般的ですが、第二新卒の場合は、新卒応援ハローワーク(卒業後3年以内)が使えます。

全国にあり、予約をすれば、無料で模擬面接を行ってくれるので活用しましょう。

求人の探し方

選考対策の前に応募する求人を決めないと意味がありません。そこで、第二新卒求人の探し方は次の3つ。

  • 直接応募、転職サイト
  • 転職エージェント、新卒応援ハローワーク
  • ビジネスSNS

順番に見ていきます。

直接応募、転職サイト

最もオーソドックスな探し方です。リクナビNEXT、マイナビ転職などの大手サイト、Green、findjobなどの業界専門サイトを利用すると良いでしょう。

転職エージェント、新卒応援ハローワーク

求人の中で割合が最も多い年齢層が26~35歳です。第二新卒は一般転職層よりは求人数が減ります。

そのため、求人探しは転職サイトだけでなく、転職エージェントもフル活用する必要があります。

大手の総合転職エージェントで第二新卒求人が多いところは、リクルートエージェント、マイナビエージェント、Spring転職エージェントの3つです。特に、リクルートエージェントの求人数は非常に多いです。

また、いい就職ドットコム、ハタラクティブ、就職Shopなどの既卒・フリーター・第二新卒を専門にしている、キャリア特化型エージェントも活用しましょう。

就職Shopはリクルートキャリアが運営していますが、職歴1年未満の利用者が多いので、職務経歴書に書けるエピソードが見つからないという人でも、選考を突破できるようにサポートしてくれます。

キャリア特化型エージェントの弱点は対応エリアが限定されている点です。少しづつ広まってはいるものの求人の地域差があります。

その点、新卒応援ハローワークは全国にあるので、地域差がありません。ただし、大手企業の求人はほぼ無いので、大手志向の人の利用には向きません。

第二新卒向けの転職エージェントは下記の記事が参考になります。

ビジネスSNS

最近ではビジネスSNSや通常のSNSを使った転職活動も盛んになってきています。

ビジネスSNSの代表格が、LinkedInです。情報を登録しておいて、オファーが来るのを待つか、逆にアプローチして選考の機会を掴むという使い方をします。

第二新卒の中でも職務経験に自信のある人向けですね。

転職エージェントに相談すべき

キャリアに不安を抱えていることを考えると、第二新卒者は転職エージェントに相談した方が良いです。

それは次の3つ。

  • 第二新卒の求人を多く保有する
  • 選考対策のサポートが受けられる
  • 転職をしない方が良いというアドバイスもしてくれる

第二新卒の求人を多く保有する

求人の探し方でも述べましたが、リクルートエージェントの第二新卒求人数は圧倒的に多いです。キャリア特化型エージェントよりもです。

どんなに選考対策をしても、落ちる時には落ちるので、応募できる求人に余裕があれば、多少の失敗は肥やしになるという気持ちで転職活動ができる利点があります。

選考対策のサポートが受けられる

書類選考対策や面接対策のサポートが受けられるのは大きいです。

個人で転職活動していると、選考に落ちた理由がはっきりと分からないまま、悪い方向に行ってしまいがちですが、転職エージェントに相談すれば、事前の対策だけでなく、選考後のフィードバックをしてくれるところもあるので、改善が図りやすいです。

転職をしない方が良いというアドバイスもしてくれる

選考対策以外のアドバイスでは、転職をしない方が良いというアドバイスもしてくれます。

例えば、会社に退職者が続くと不安になるものですが、一応は何かやりたいことがあって転職するのが本筋なので、目的がなくただ隣の芝生が青く見える感じで転職しようとしている人には制止もしてくれます。

転職アドバイザーのハズレに注意

良い転職アドバイザーもいればそうでないアドバイザーもいます。

強引に選考を受けるように迫ったり、ブラック企業に押し込もうとしたりする感じです。

転職エージェントという組織単位では良くても、アドバイザーと言う個人単位ではハズレの人がいるので注意が必要です。

大手の転職エージェントだと変更ができるところもありますが、複数の転職エージェントを利用して、リスクヘッジしておきましょう。

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