中卒・高卒だから転職エージェントを使った転職活動は難しいかなと思っていませんか?
確かに、利用を断られる転職エージェントもあるかもしれません。
しかし、転職は本来、学歴ではなく職歴で判断するので、気にし過ぎる必要はありません。
低学歴で転職エージェントを使うことに躊躇する人もいるかもしれません。
でも、基本的に転職は学歴ではなく職歴で判断するので、過度に気にする必要はなし。
だから、積極的に利用してみよう。https://t.co/bReXwBA8Db
— lead@20代後半から30代の転職を応援 (@tenshoku_lead) March 25, 2020
今回の記事では、低学歴でも使えるおすすめ転職エージェント・就職エージェントを活用法とともに紹介しているので、さっそく利用してみましょう。
目次
低学歴における転職エージェントの活用方法
低学歴な人の転職活動におすすめな方法は、高卒以上であれば、転職エージェント、中卒や職務経験に自信が無い場合は、就職エージェントを通じてする応募方法です。
【転職エージェントと就職エージェントを使った応募方法】
1.高卒以上なら転職エージェントを利用する
2.中卒または職務経験に自信が無いなら就職エージェントを利用する
3.紹介してもらった求人を裏取りする
4.アドバイザーの推薦をもらって応募する
社会人になったら学歴はほぼ関係ありません。
「ほぼ」と述べたのは、一部の転職エージェントでは、中卒は利用対象外にしているところがあるためです。
しかし、基本的には、転職において重要なのは学歴ではなく、経験です。
高卒以上で経験に自信があれば、転職エージェント、自信が無ければ就職エージェントを利用すれば、適切なアドバイスがもらえ、転職の可能性が高まるので、ぜひ登録してみてください。
低学歴におすすめの転職エージェント
高卒以上かつ、職務経験に自信がある人におすすめな転職エージェントを紹介します。(経験に自信が無くても利用できます)
転職エージェント選びに迷った際は、ここに登録しておけば、安心できます。
リクルートエージェント
業界の中で求人数が最も多い転職エージェントです。学歴不問や高卒・専門卒でも応募できる求人もたくさんあるので、リクルートエージェントに登録しておいて損はありません。
おすすめの利用方法は、関連サービスのリクナビNEXTで学歴不問や高卒・専門卒の求人をピックアップしておいて、転職アドバイザーに相談すると良いです。
また、大卒以上が応募資格になっていても、応募できるか確認してもらいましょう。チャンスが広がるかもしれません。
dodaエージェントサービス
リクルートエージェントに匹敵する大手の転職エージェントです。学歴不問の求人が約37,000件(2020年3月時点)あり、豊富な求人紹介があります。
転職サイトdodaの学歴不問の求人数は約3,000件(2020年3月時点)なので、エージェントサービスの方が幅広く企業を検討できる点でお得です。
また、リクルートエージェントが保有していない求人もあるので、併せてdodaエージェントサービスにも登録しておきましょう。
Spring転職エージェント
結果的に転職はしませんでしたが、第二新卒の時に利用したことがある外資系の転職エージェントです。
高卒の求人が約2,400件、学歴不問の求人が約360件で、リクルートエージェントやdodaエージェントサービスと比べると少ないですが、サポートは外資系らしくしつこくないので、相談しやすいです。
企業担当と求職者担当は同じ人が担うため、企業情報の精度にも定評があります。
マイナビエージェント
グループが運営するマイナビワークスとは違い、30代以降も対応している転職エージェントです。他の転職エージェントと比べると高卒でも応募できる求人は限られますが、継続した職歴があれば利用できます。
経験に自信がある人はマイナビエージェント、自信がない人はマイナビワークスを利用すると良いですが、両方登録して、幅広く求人を得る方法もあります。
サポート面は、職務経歴書の部分ごとに文章の下に赤文字で添削してくれたことがあり、丁寧な印象があります。
type転職エージェント
一都三県に特化した転職エージェントです。学歴不問、高卒求人はありますが、マイナビエージェントと同様に数は少ないです。
求人エリアが限定されているため、地方での転職を考えている場合は、dodaエージェントサービスのように、地方拠点がある転職エージェントを利用した方が良いです。
ITエンジニア、管理・企画系の求人が多いので、該当する職種の人におすすめです。
中卒以上におすすめの就職エージェント
中卒以上で職務経験に自信のない人におすすめの就職エージェントを紹介します。
各エージェントの対応年齢層
- ハタラクティブ(20代が中心)
- 就職ショップ(20代が中心)
- 第二新卒エージェントneo(18〜28歳)
- マイナビジョブ20’s(24〜29歳)
- 東京しごとセンター(全世代)
※年齢限定は「例外事由3号のイ」であるため
ハタラクティブ
主に20代未経験向けの就職エージェントです。既卒、フリーター、第二新卒はもちろん、20代であれば利用できます。
学歴不問なので、中卒、高卒、大学中退でも応募することができ、選考は人物重視のため、職歴に自信が無い人におすすめです。
ハタラクティブの求人は明示されていないため、dodaエージェントサービスなどの総合型転職エージェントと比較ができません。
就職ショップ
主に20代の既卒・フリーター・第二新卒向けの就職エージェントです。全ての求人は学歴不問で、面接から選考がスタートするのが特徴です。
リクルートエージェントと同様に、リクルートキャリアが運営していて、就職ショップの方が未経験寄り(正社員未経験)なので、職歴に自信のない人に向いています。
なお、拠点が一都三県と京都、大阪、神戸にしかないため、他の地域で転職活動をする場合は、リクルートエージェントを併用しましょう。
第二新卒エージェントneo
20代の若年層に特化した就職エージェントです。主に第二新卒層が中心ですが、既卒・フリーターにも対応しています。中卒・高卒でも利用できるので、学歴の低さに不安を抱く必要はありません。
第二新卒エージェントneoの転職サポートは、1人あたり8時間かけて行われるので、職歴に自信が無い人でも、自信が持てるようにアドバイスしてくれます。
大企業や有名企業というよりは、社員を大事にしてくれる優良企業を紹介してくれるので、次の職場で長く働きたい人におすすめです。
マイナビジョブ20’s
20代、第二新卒、既卒に特化している就職エージェントです。大卒しか応募できない求人もありますが、中卒・高卒を対象にした求人もマイナビジョブ20’sには多数あります。
全体で約2,500件の20代向け求人があり、その内、1,600件が未経験OKなので、職歴に自信のない人に向いています。
マイナビジョブ20’sで就職・転職した人の入社後3ヶ月の定着率は96.8%あるので、適性に合った仕事を探している人におすすめです。
東京しごとセンター
東京都が運営する就職支援施設です。自治体版のハローワークと言えばわかりやすいと思います。自己PRや志望動機の作成、模擬面接など就活支援の各種セミナーがあり、民間に負けない充実度です。
東京しごとセンターに寄せられる求人の学歴は、中卒、高卒、大卒など、幅広くあるため、中卒でも応募可能です。
20代はヤングコーナー、30~54歳はミドルコーナーで相談に乗ってくれて、在職中の方、都内で仕事を探していれば、都民以外でも利用できます。
ヤングコーナーはこちら(公式サイト) ミドルコーナーはこちら(公式サイト)
高卒以上におすすめの就職エージェント
高卒以上で職務経験に自信のない人におすすめの就職エージェントを紹介します。
各エージェントの対応年齢層
- 就職カレッジ(17〜34歳)
- DYM就職(18〜35歳)
- ウズキャリ(18〜29歳)
就職カレッジ
20代の就職・転職に強いエージェントですが、35歳までのサポートにも対応しています。学歴は高卒以上であれば利用できます。
他の就職エージェントと違うのは、無料の就職講座があり、修了すると書類選考が免除になる点です。これまでに20,000名以上の就職実績と81.1%の就職成功率の裏打ちされた就職講座なので、職歴に自信のない人は受ける価値ありです。
在職中の方は参加するのが難しいため、就職アドバイザーに相談することをおすすめします。
ウズキャリ既卒・第二新卒
第二新卒、既卒、フリーター、ニートの就職に対応している就職エージェントです。学歴は高卒から対応しています。
平均20時間以上のサポートでは、しっかりアドバイスをしてもらえるので、書類選考通過率が87%と高いです。紹介求人もブラック企業を完全排除しているので安心です。
特にITエンジニア、営業職の求人が多いので、事務系を志望している人には向きませんが、ITエンジニア、営業職を志望している人にウズキャリはおすすめです。
DYM就職
第二新卒、既卒、フリーター向けの就職エージェントです。DYM就職は高卒・専門卒でも利用できます。
一部上場企業やトップベンチャー企業も含まれる求人は、学歴・職歴に自信のない人でも、人物面を見てもらえる点でおすすめです。
サポート面もしっかりしていて、面接が苦手という人も模擬面接をしてくれるので、DYM就職に相談してみましょう。
低学歴の転職で併用しておくべきサイト
低学歴におすすめの就職エージェントは、ブラック企業の排除に努めているところが多く、求人紹介は安心できますが、転職エージェントはブラック企業も交じっていることがあるため、求人企業の裏取りをしておく必要があります。
さらに、より良い条件の求人を引き出すためには、自分自身の価値を把握しておくことも必要です。
そこで、私が転職の際に参考にしていたサイトを以下に紹介します。
キャリコネ
私が注目していたのは、ホワイト度・ブラック度チェックです。6つの統計データから、気になる企業がホワイトなのかブラックなのかが分かります。
当然ですが、統計それぞれの評価が低ければ、ブラック度が高いと言えます。そのような企業は志望先から除外しましょう。
口コミ登録企業数は約620,000社あり、転職口コミサイトの中でも最も多いので、網羅性が高いです。会員登録して、キャリコネTOPページから閲覧できます。
転職会議
口コミ登録企業数は198,739社と、キャリコネよりも少ないです。しかし、これだけの数があれば、転職エージェントで紹介される求人は載っている可能性が高いです。
カテゴリごとに分かれた口コミをネガティブなキーワードがあるか注目して見ると、ブラック要素が強いのか弱いのかが分かります。
OpenWork
他の転職口コミサイトと仕様はほぼ同じですが、分析・比較ができる点が異なります。
待遇、風通しのよさなど8つの口コミカテゴリのデータを基にした推移や、競合他社との比較ができるので、気になった点を転職エージェントで相談してみると良いでしょう。
ミイダス
今の自分の転職市場価値が分かるサイトです。年収はいくらなのか、どれだけの求人数が想定されるのかが、ミイダスでは一目で分かります。
実際に転職が決まった時の待遇は異なるので、ミイダスで出てくる評価はあくまでも参考程度にとどめておいてください。
とはいえ、目安が分かれば交渉しやすくなるので、利用して損はありません。
学歴の壁を打ち破りステップアップする人もいる
短大卒でありながら、5回の転職を繰り返し、本業の年収を1,500万円、副業収入を1.2億円稼いでいるmotoさんという人がいます。
著書にも書いてあるのですが、就活の時に、本来大卒でしか応募できないところを、トップアプローチをして、選考を受けて有名企業から内定を得たというエピソードがあります。
低学歴で転職活動をしている人にとって、転職術や仕事観など参考になることがとても多いので、「転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方-」を読んでおくと、今後の転職活動に役立つのでおすすめです。