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30代前半の燃え尽き転職が失敗しやすい3つの原因

転職コラム

「もう仕事でやることはやり尽くした。これ以上今の会社にいてもやることは何もないし、疲れた。環境を変えたい。」30代に入るとこんな感じで燃え尽き症候群になる人が出てきます。しかし、ここで転職をすると失敗をしやすいです。その原因を解説していきます

目次

転職先を決めないまま辞めてしまう

燃え尽いて何もかもやる気が無くなって転職先を決めないまま辞めてしまうと大失敗します。なぜなら、採用する側にとっては、既に退職した人は何らかの問題があって辞めたなと考えるからです。

会社が倒産したり、事業縮小によるリストラ、家族の病気看護などやむを得ない事情であれば退職理由も納得できるのですが、燃え尽いたとなると、この応募者は鬱なんじゃないかとか、精神的に不安定そうだなと思ってしまうので、どんなに仕事ができそうでも確実に大きなマイナス評価になってしまいます。

だから、いくら燃え尽いたからといって、転職先を決めずに会社を辞めてしまうのではなく、会社に勤めながら転職活動をする必要があります。そうしないと、いつまでも職が決まらずに空白期間だけが延びて、転職がしにくくなってしまいます。

どうしても退職して転職活動をするのであれば、一般的な空白期間の許容範囲である6ヶ月以内に絶対に次の職場を決めるという意志を持ってやりましょう。

転職先を焦って決めてしまう

転職先を決めずに辞めてしまうのとは逆に、焦って転職先を決めても失敗しやすいです。なぜかと言うと、前職・現職よりも職場環境や給与条件が悪くなる可能性が高いからです。これは世間一般で言う、隣の芝生が青く見えてしまったということです。

転職活動をしている時は求人の募集要項を見て、感じの良い謳い文句に誘われて、この会社面白いことが出来そうで良いなぁと思ってしまいます。ところが現実は違います。求職者が採用選考で実際よりも良く見せようと思うのと一緒で、企業も募集要項でうちはこんなに素晴らしい会社ですよというのをアピールしています。ここで焦ってしまうということは、志望先の企業のことをあまり詳しく調べずに応募してしまうことなので、転職してから、「しまった!思ったのと違う」ということになってしまうのです。

募集要項に載っていた写真で職場の雰囲気が良さそうと思っていたのが全く逆で、人間関係がギスギスしていて、給料も多く貰えると思っていたのが、名ばかりの評価制度で上司に媚びないと昇給しにくく、仕事ができる人から辞めていく会社だったというのはよくある話です。

だから、焦って転職をしてはいけません。しっかりと企業選びの軸を持って転職活動をする必要があります。

社内異動の可能性を探らない

今現在携わっている仕事で燃え尽いてしまったのであれば、外に転職をするのではなく社内異動やグループ会社に転籍ができないか可能性を探るべきです。

例えば、営業職に従事していたのであれば、今度は優秀な営業マンを採用する人事に異動できないか会社に申し出てみましょう。転籍制度もあるのであれば活用すべきです。

とにかく現状を脱したくてどこにも転職先を決めないまま退職してしまったり、焦って転職先を決めてしまった後に、前の職場は恵まれていたと後悔をしても遅いので、まずは社内異動できないかを考えましょう。

ただし、これができるのはそれなりに規模のある企業なので、零細企業やそれに準ずる中小企業で働いていて一人で何でもやっていたという人であれば、外に転職先を求めることは止むを得ません。

燃え尽き転職を成功させる方法

転職先を決めないまま辞めるのも、焦って転職先を決めてしまうのもどちらも不正解です。いったん気持ちを落ち着かせて、社内異動(社内転職)ができないかを探りましょう。その上で、社内異動もできないことが分かった場合は、在職のまま転職活動を行います。

まず最初に決めることは志望職種です。同職種なのか異職種なのかをはっきりさせます。転職の確実性を求めたり、職場の環境を変えるだけであれば、同職種が無難です。一方でポータブルスキルを活かして新たな環境で働きたいのであれば、異職種を選択するのもありです。ただし、30代の異職種転職は難しいということを頭に入れておきましょう。

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次に求人探しをします。転職サイトや転職エージェントを利用して探すのが一般的ですが、もし知り合いが勤めている企業に興味があったり、公募をしていない企業に興味を持った場合は直接問い合わせてみるのも一つの方法です。

燃え尽き転職の場合、自分の考えに固執してしまうところがあるので、転職サイトを利用する前に転職エージェントに相談をして転職をすべきなのかどうか、もし転職をするならどの方向を目指すべきなのかを聞いておくと良いでしょう。

今よりも条件が悪くなるのであれば、転職を思い留まることができますし、将来にプラスになるのであれば、応募書類の作成に移りましょう。転職エージェントを利用すれば添削や模擬面接をしてくれるという利点もあります。

まとめ

30代前半の燃え尽き転職が失敗する原因は、次の3つです。

  • 転職先を決めないまま辞める
  • 転職先を焦って決めてしまう
  • 社内異動の可能性を探らない

そのため、まずは焦らずにいったん気持ちを落ち着かせた上で社内異動の可能性を探り、無理だと分かれば、働きながら転職活動を行えばよいのです。その際に転職エージェントを利用すればアドバイザーが相談に乗ってくれるので、本当に転職をすべきなのかが分かります。転職が必要であれば、添削や模擬面接などのサポートをしてくれるのでおすすめです。