転職コラム

30代で転職回数が多い場合の気をつけるべきポイント

転職回数が多いと言われるのは、20代~30代だと3~4回以上、それ以上だと4~5回で多いと言われています。そこで、選考面で気をつけるべきポイントについてまとめました。

退職・転職理由をはっきりする

転職回数が多い場合には、退職・転職理由をはっきりすることが求められます。

退職・転職理由を明確にする理由

採用する側にとって不安に感じるというのが理由です。そして、不安を感じる具体例として挙げられるのが、「堪え性がない」、「何がしたいのか分からない」の2つです。

堪え性がない

日本では転職をせずに一つの会社を勤め上げる人が多いので、転職回数が多い人は堪え性がないと思われてしまいます。多かれ少なかれ、職場では嫌な人間がいたり、嫌なことはあるので、堪え性がない人が応募をしてきたら不安に思うわけです。

何がしたいのか分からない

これは職歴に一貫性がない場合ですが、職種が多岐に渡っていたり、同じ職種でも業種に関連性がないと、採用する側にとっては、なぜうちに応募してきたのだろうと疑問に思います。一見、経歴が良さそうに見えても、何がしたいのか分からないというのはとても不安に感じます。

明確な退職・転職理由とは

病気や家族の介護・看護で止む無く退職したことがある場合は、ありのままに伝え、現在は仕事をするのに支障がないことを応募書類に書いたり、面接で話したりします。もし採用されなくても、その会社は最初から縁がなかったと思いましょう。

転職の場合は、人間関係や、給与面、残業の多さなどが原因になりやすいですが、それをありのまま伝えてはいけません。この人はまた同じ理由で辞めるだろうと思われてしまいます。そうならないためには、転職回数が増えてしまった反省と今後応募先でどのように経験を活かしていきたいのかを話します。

職務経歴書はキャリア式で書く

転職回数が多い場合、職務経歴書の書き方はキャリア式で書くと良いです。

職務経歴書をキャリア式で書く理由

転職回数が多くなると、職務経歴書に書くことも多くなってしまうため、枚数が多くなってしまいます。そこで、キャリア式で職務経歴書を書くと、コンパクトに必要な経験をアピールできます。

キャリア式の職務経歴書とは

一般的な職務経歴書の書き方は、編年体式と呼ばれる時系列で書く方法です。会社ごとに職務内容を書いていくのですが、転職経験が無い・少ない人向けの書き方です。

一方、キャリア式の場合は、職務内容を同じ職種ごとにまとめて書くので、重複がなくなり、コンパクトにまとめることができます。

キャリア式の職務経歴書の作成ポイントとは

キャリア式の職務経歴書を作成する上でポイントとなるのが、職務要約、社歴、職務内容です。

まず、職務要約ですが、ここを時系列で書いていくと、要約にならない長さになってしまいます。複数の会社で、ソリューション営業を経験していた場合、ソリューション営業を5年間というように、まとめて書いてしまいます。次に、社歴ですが、ここは時系列で過去の勤務先を書いておきます。最後に、職務内容ですが、職務要約と同様に、各社で重複する仕事をまとめて書きます。営業以外にも、経理、マーケティングなど複数の職種を経験している場合は、それぞれの職種ごとにまとめます。

具体的なキャリア式の職務経歴書の書き方は、「【なるほど!】30代で職歴が多い場合の職務経歴書の書き方」で解説しているので、参考にしてください。

転職エージェントを利用できない場合もある

転職回数が多いと、転職エージェントに登録はできても、紹介できる求人はないと言われることがあります。

転職エージェントを利用できないことがある背景とは

採用する企業側が、転職回数が多かったり、空白期間の長い人を敬遠する傾向が高いからです。転職エージェントも紹介料で成り立っているので、企業側が敬遠する人を断るのは止むを得ません。

利用できなかった場合どうするか

どこか1つくらい、転職エージェントを利用できるところはあるはずです。もし、全てダメな場合には、きっぱり諦めて、直接応募や転職サイト、ハローワークなど他の求人媒体の利用を考えましょう。

選考対策を専門にしている転職エージェントを利用する

企業サイトや転職サイトから求人応募する場合には、自分で選考対策をしなければなりません。ところが、転職回数が多いと、退職・転職理由の話し方や職務経歴書の書き方に不安になると思います。そこで、選考対策を専門にしている転職エージェントを利用しましょう。有料になりますが、応募書類の添削や模擬面接をしてくれるので、一人で対策をするよりも転職に近づきます。

応募先が採用されやすい企業かどうか

転職回数の多い人が転職を成功させるためには、応募しようとしている企業が、採用されやすい企業かどうかを見極めることが重要です。

採用されやすい企業かどうか見極めることが重要な理由

転職活動は企業ごとに対策を立てないと上手くいかないため、採用の可能性があるのかどうかを調べておかないと、労力が無駄になります。

転職回数の多さを気にしない企業、業界・職種

労力を無駄にしないために、転職回数の多さを気にしない企業を探す必要がありますが、そんな企業はあるのかというとあります。ベンチャー企業、外資系企業です。また、業界・職種で言うと、人材業界、エンジニア職です。

ベンチャー企業、外資系企業が転職回数を気にしない理由

ベンチャー企業にしても、外資系系業にしても、応募者のキャリアを評価する傾向にあるからです。転職回数が多くても、ただ漫然と在籍していたのではなく、一定の実績を積み重ねていっていったのであれば、評価してくれます。

人材業界、エンジニア職が転職回数を気にしない理由

人材業界は企業が必要とする人材を紹介して成り立っています。転職経験が豊富であるということは、求職者に説得力を持ってアドバイスができ、採用につながりやすいので、転職経験のない人に比べて有利です。また、エンジニア職はキャリアを積み重ねていくことが一般的なので、転職回数を気にしません。

転職回数は問題ではない?

転職回数の多さを気にして、自分は転職できるのか悩んでいる人も多いと思います。実は、世間で言われているほど転職回数は問題ではない場合があるのです。以下にその事例を紹介します。

面接で落ちているのは転職回数が問題ではない

30歳のAさんはこれまでに5回の転職をしてきています。6回目の転職をすべく、求人応募をして面接にも呼ばれています。そして今回も問題なく採用が決まりました。片や33歳のBさんは5回目の転職をすべく、転職活動をしていますが、面接に落ち続けています。何が違うのでしょうか?

両者に共通しているのは、転職回数の多さ、年齢は30代、書類選考には通過している点です。ここで着目すべきポイントが、書類選考には通過しているという部分です。面接に呼ばれているということは、一応は履歴書とともに職務経歴書もチェックをしているので、転職回数自体は問題にしていません。

ではなぜ面接で落としているのかというと、退職・転職の理由がハッキリしていないからです。採用する側からすれば長く働いて欲しいという観点から、すぐに辞めてしまう人は避けたいので、曖昧な退職・転職理由を話す人は信用できないのです。

まとめ

転職回数が多い場合の転職活動で気をつけるべきポイントは4つありました。

  • 退職・転職理由をはっきりする
  • 職務経歴書はキャリア式で書く
  • 転職エージェントを利用できない場合もある
  • 応募先が採用されやすい企業かどうか

また、「転職回数は問題ではない?」では、転職回数の多い人が面接で落ち続けているのは、退職・転職理由がハッキリしていないからだとも述べました。転職回数の多い人は以上のポイントを踏まえて、転職活動をしましょう。

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