転職コラム

働き方改革の裏で静かに進行する終身雇用制度の崩壊に20代・30代が備えておくべきこと

平成29年3月28日に、働き方改革実現会議で決定された「働き方改革実行計画」では、副業・兼業の普及促進図られることになり、平成30年1月に副業・兼業の促進に関するガイドラインが作成されました。

これによって、副業・兼業が広まっていくでしょう。実際にNTTデータやソニー、デンソーなど大手企業も副業を容認しているところが多くあります。本業に加えて副業で収入が得られるので、収入アップになりますが、何か違和感を感じませんか?

実は日本経済を牽引するトヨタ自動車の社長がこんな発言をしました。「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」

この発言を聞いた人は、「トヨタがそんなこと言ったらすべての会社が終身雇用はもうダメと言っているようなもんじゃん」と思っているでしょう。また、経団連の会長も終身雇用はもう守れないという発言をしていますから、これから終身雇用制度は崩壊していくと思った方が良いでしょう。

そこで絡んでくるのが、冒頭でも述べた働き方改革です。残業が少なくなったり、副業・兼業ができるようになるのは良いのですが、そこには終身雇用制度の崩壊によって、将来の収入や年金の保障が出来なくなる可能性が高いから働き方改革が行われるのではないかとの見方ができます。

そこで今回の記事では、終身雇用制度の崩壊で備えておくべきことについて解説しました。

Web系スキルを身に付ける

終身雇用制度が崩壊するということは欧米のように新卒・中途の区別が無くなり、解雇・リストラが今以上に増えます。現に、45歳以上のリストラが増えていますが、会社に必要とされるスキルがあれば、そのリスクを避けることができますし、転職の際にも評価されます。特に、情報革命時代においては、Web系スキルが必要とされるので身に付けておくと良いです。

Web系スキルの具体例

終身雇用制度が崩壊して、仮にリストラされたとしても稼ぐことのできるWeb系スキルは次の5つです。

  • Webライティングスキル
  • Webマーケティングスキル
  • Webコンテンツ企画力
  • プログラミングスキル
  • 動画編集スキル

難易度はWebライティングが最も簡単で、プログラミングが最も難しいです。

Webライティングスキル

Webライティングスキルを身に付けた方が良い理由はたった1つです。Web上に公開する文章を書くだけで簡単にお金がもらえるからです。自分が体験したこと、専門知識を文章にするだけなので、誰でもできます。ただし、ただ書くだけでは低報酬で終わってしまいます。体験談、比較、セールス、ノウハウなど様々なタイプの文章を「わかりやすく」書ける人が稼げるので、これらの点を意識してWebライティングスキルを身に付ける必要があります。

Webマーケティングスキル

モノが大量に溢れている現代は、自社の商品・サービスを見つけてもらうことが必要になります。その手段がWebマーケティングになります。このスキルを身に付けた方が良い理由は2つあります。1つ目は、ブログ、SNS、youtubeなどの方法を利用して、商品・サービスが売れる仕組みを作れるWebマーケターはITエンジニアに続いて人材不足だからです。2つ目は、企業も広告代理店に頼まずに自社にWebマーケターを抱えたり(インハウス)、直接Webマーケティングスキルを持った人(ブロガー、アフィリエイター、インフルエンサー)に仕事を依頼する方向に向かっているからです。

Webコンテンツ企画力

どんなWebサイト(ブログ)を作るのか、個別の記事は何を書くのかといったことだけでなく、検索に引っかかりやすい、SNSでバズりやすいということも含めたWeb上に公開するコンテンツの企画ができると、単にWebライティングやWebマーケティングができる人よりも評価されやすいです。

プログラミングスキル

プログラミングスキルを身に付けた方が良い理由は2つあります。1つは人材不足、もう1つはIT化が遅れている業界・企業があるがあるからです。経産省の試算によると、2030年に先端IT人材が55万人不足するというデータが出ています。ここでいう先端IT人材というのはWebマーケターなども含んだものなので、割引いて考える必要がありますが、ITエンジニアが今後さらに不足していくことに間違いはありません。そのため、プログラミングスキルがあれば転職がしやすいです。また、IT化が遅れている業界・企業にとっては、ITエンジニアの中では大したことのないプログラミングスキルでも重宝されます。

動画編集スキル

動画編集スキルを身に付けた方が良い理由は3つあります。1つ目は、ユーチューバ―からの動画編集の仕事を請け負えるから(副業)。2つ目は、自分でYoutubeで稼げるから。3つ目は勤めている会社(特に消費者向けの商品・サービスを売っている場合)でも動画を使ったプロモーションが必要になるからです。

金融知識を身に付ける

今まで紹介したWeb系スキル以外では金融知識を身に付けておくと良いです。なぜなら、老後のお金を自分で用意しなければならなくなるからです。どういうことかというと、年金受給開始年齢が後ろ倒しになるだけでなく、受け取れる年金の額が大幅に減ってしまうおそれがあります。

2019年現在、少子高齢化や国の借金が多いという原因だけでなくて、イギリスのEU離脱やドイツ銀行の破綻危機、米中貿易戦争など様々なリスク要因があります。これらがすべて悪い方向に向かうと、年金制度自体は残っても、貰える金額が大幅に減ってしまいます。

だからこそ、金融知識を身に付けて自分で資産運用を行い、老後に備えておくのです。自分で運用を行う、確定拠出年金(IDECO)をよく目にするようになったのも、こういった背景があると思われます。

金融知識の具体例

今のうちから身に付けておいた方が良い金融知識は金融商品の種類と仕組みです。

金融商品の種類を知る

金融商品の種類はたくさんあります。保険、株式、預金、外貨預金、投資信託、リート、社債、債権、仮想通貨など、あなたも一度は聞いたことがあると思います。投機性の強いものから貯蓄性の強いものまで幅広くあるので、儲けたいという欲を抑えて、フラットな気持ちで種類を知っておくと良いです。

金融商品の仕組みを知る

金融商品にはリターンもあればリスクもあります。例えば、携帯キャリアは利用料金が高いと言われて、価格を下げましたが、その時に携帯キャリアの株価は下落しました。株式の売買でお金を増やそうと思った人の中には損した人もいます。しかし、携帯キャリアはもともと配当利率が高く、株価が下がることによりさらに配当利率高くなり、割安感が出たので、一定の株価で下げ止まり、そこで株を買った人は得をしています。このように株式だけでなく他の金融商品もリターンとリスクがあるので、仕組みをよく知ることが大事です。

Web系スキル・金融知識を身に付ける講座

Webマーケティングとプログラミング、金融に分けてスキルが習得できる講座を紹介します。

無料のマーケティング講座

有料のマーケティング講座

無料のプログラミング学習サイト

有料のプログラミング学習サイト

金融知識が学べるサイト

情報発信をする

スキルを身に付けただけでは宝の持ち腐れです。あなたが携わっている仕事に活かしたり、情報発信をして実績を上げないといけません。その理由は2つあります。1つは、実績があると信頼・信用に繋がるからです。もう1つは、あなたがWeb系のスキルを持っていることを誰も知らないからです。そこで実績を作るだけでなくアピールもできる情報発信ツールを以下に紹介します。全てのツールを使ってもいいですし、1つだけでも構いません。

情報発信ツールの具体例

  • ブログ
  • Twitter(ツイッター)
  • Facebook(フェイスブック)
  • Instagram(インスタグラム)
  • YouTube(ユーチューブ)

ブログ

日記形式のWebサイトをブログと言いますが、amebloやlivedoorなどのブログサービス運営会社が提供するブログよりも、自分でドメインを取得して、レンタルサーバーを借り、ワードプレスを利用してブログを運営する方が自由度が高いです。何を隠そう当サイトも独自ドメイン、レンタルサーバー、ワードプレスで運営しています。ブログで書いた記事は検索結果に上位表示されないと読んでもらえません。そのロジックはグーグルが決めています。現時点では3,000字(少なくとも2,000字)以上で、論理的かつ役に立つ詳しさがあると上位表示されやすいです。TwitterやFacebookなどのSNSを利用すると、グーグルに左右されずに読者を呼び込むことができます。

Twitter(ツイッター)

Twitterは140字の短文投稿サイトです。当サイトもTwitterを運用していますが、1日あたり10ツイートを3日間ほど続けたところ、1フォロワーが付きました。掲載している記事をツイートしただけなので、たいしたことはしていないのですが、見てくれる人がいるのを実感しました。ブログの更新をツイートするだけでなくて、自分の得意分野に関するお得な情報を発信し続けていけば、さらにフォロワーが付き、ブログの集客にもなります。

Facebook(フェイスブック)

Facebookは個人用とビジネス用の2種類があります。ビジネス用はFacebookページと呼ばれていてます。ブログの集客実績を作るためにFacebookページを利用します。運用の仕方はTwitterと同じで、更新し続けることが大事です。

Instagram(インスタグラム)

写真共有アプリなので、文字ではなく画像で興味を惹きつける必要があります。やはりInstagramもTwitterやFacebookと同様に更新が大事です。Instagramの利用例を挙げると、部位別の筋トレの画像を投稿して、そこからブログの該当記事へ誘導してトレーニングジムの申し込みやサプリの購入などにつなげるという形です。

YouTube(ユーチューブ)

YouTubeを利用して集客するというよりは、Webコンテンツ企画力や動画編集スキルを磨いたり、動画で稼ぐ目的として使うのががおすすめです。ただし、難易度としてはTwitterでつぶやいたり、ブログを書くよりも難しくなるので、ブログやTwitterから始める方が挫折しにくいです。

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