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第二新卒の転職でブラック企業を避けるための見分け方

転職コラム

第二新卒という短期での転職をしても、転職先がブラック企業で辞めることになってしまっては元も子もありません。

そこで今回の記事では、第二新卒の転職でブラック企業を避けるための見分け方として、8つのポイント、リサーチの仕方、対処法をまとめました。

この記事を読むことによって、ブラック企業を避けることができるだけでなく、不要な再転職も避けることができるので、生涯賃金の減少を抑えること、人間関係の維持にもつながりますよ。

第二新卒の転職でブラック企業を避けるための見分け方8つ

ブラック企業を避けるための見分け方は8つあります。

この8つのポイントに当てはまった企業には気をつけましょう。

人の入れ替わりが激しい

転職サイトやハローワークなどで求人を検索していると、頻繁に求人募集をしている会社を見かけます。

そういった会社は避けましょう。

また、業界・職種で判断するという方法もあります。

飲食・アパレルなどの接客業、運送業、中小・零細IT会社のエンジニア、Web制作は注意が必要です。

必ずしもブラック職種というわけではありませんが、その可能性が高いです。

労働時間が長い

深夜になっても、会社の入っているビルの窓が明るいと危険です。本当は既に業務が終わっているのに、夜遅くまで働いているのが美徳と思っている企業か、その時間になっても働かないと仕事が終わらないのかは分かりませんが、労働時間が長いのはブラック要素の一つです。

また、求人募集要項に、固定残業代と書かれていた場合に、何時間分かを確認しておきましょう。

例えば、月40時間分とあれば、月40時間は残業が発生する可能性が高いということです。

深夜残業代分も固定で支給している場合も、深夜残業があると見ていいでしょう。

達成できないようなノルマがある

求人内容に成果主義、インセンティブと書かれている場合には、きついノルマがある可能性があります。

通信回線の営業や、求人広告の営業、訪問販売などはノルマが設けられている職種の代表格です。

こういった職種を避けることも、ブラック企業から逃れるための方法の一つです。

パワハラ・セクハラがある

パワハラ・セクハラがあるのは当然ブラック要素の一つです。

ところが、ハラスメントがあるかどうかというのは外から見ていても分かりません。

中で働いている人を見つけて聞くということもできないので、転職口コミサイトで確認しましょう。

ハラスメントの口コミが多い場合には注意です。

給与が異常に安い

入社してから給与が異常に安いことが分かったのでは後の祭りです。

事前に確認する必要があります。どうやって確認するのかというと、求人募集要項に書いてある文言で判断します。具体的には、「裁量労働制」と書いてあると注意です。

なぜかと言うと、この制度を悪用して、固定残業代の月給に占める割合を多くして、基本給を大幅に下げる企業があるからです。

ボーナスは基本給に対して何ヶ月分という形で支払われることが多いので、基本給が低いとボーナスも少なくなり、年収も少なくなってしまうのです。

そのため、求人票に基本給と何時間分の固定残業代なのか、きちんと書かれている企業を選びましょう。

転職サイトに載っている写真がいつも同じかつ、アットホームすぎる

転職サイトに載っている写真がいつも同じ人だったり、やけにアットホームすぎる場合に注意です。

同じ社員の写真があるということは、辞める人が少ないとも取れますが、ブラック企業の場合には使い回していることが多く、既にいない人の写真だったりします。

社員の写真はある程度変わっていく方が、企業の新陳代謝があると見れます。

求人内容に誘うような文言がある

求人内容に、○○不問、未経験者歓迎、実力主義、成果主義、第二創業期、高インセンティブ・高歩合などの文言があると危険です。

人の入れ替わりが激しいので、学歴不問、職歴不問にしたり、高インセンティブで誘い込んでいることが多いのです。

また、「20代が活躍しています」「モデル年収25歳600万円」など30代に合わなそうな文言があるのも注意です。

なぜかと言うと、20代にとってはホワイト企業でも、30代にとっては雰囲気が合わずにブラック企業と感じやすいからです。

辞めさせてくれない噂がある

転職口コミサイト、掲示板、SNSなどで、辞めさせてくれない噂がある会社はブラック企業の可能性があります。

特に、辞めると言いだした時点で、退職届を受理しなかったり、何度もしつこく引き止めの面談をしてくるのは、在職強要にあたり、そういった噂がある書き込みがある企業は避けた方が良いでしょう。

ブラック企業リサーチの仕方

ブラック企業を調べる方法は3つあります。

それは、転職口コミサイト、転職エージェント、夜に会社を見に行くです。

転職口コミサイトを使う

転職口コミサイトは、企業の良い口コミ、悪い口コミが分かるので、使うべきです。

もちろん、その口コミを鵜呑みにしてはいけませんが、同じような記述がみられる場合には、ほぼ間違いないと思ってよいです。

お勧めの転職口コミサイトは以下の3つです。

  • 転職会議
  • OpenWork
  • キャリコネ

転職エージェントを使う

転職エージェントは企業の内部情報を取材しているため、募集している企業がどんな社風なのか、どんな人がいるのかを知っている可能性が高いです。

しかしながら、転職エージェントが紹介求人をブラック企業であることを隠すこともあるので注意です。

夜に志望企業を見に行く

夜に志望企業を見に行くのも一つの方法です。

ビルの明かりがついていれば、長時間働いている可能性もあります。

ただ、この方法は都心部に住んでいる人にしかできないので、あまりお勧めできません。

面接を受けて最終判断する

ブラック企業の見分け方とリサーチの仕方を知ったとしても、実際に企業の面接を受けないと最終的な判断はしてはいけません。

ホワイトだと思っていた企業が実はブラックだったということは十分にありえるからです。

そこで、面接を受けに行った際に確認すべき事項を以下に解説しました。

面接に行った際の確認事項

  • 「残業はどれくらいできますか?」という質問(残業が多いことを示唆)
  • 「○○以外の仕事はできますか?」という質問(専門外の仕事をさせられることを示唆)
  • 面接官の言葉遣い(タメ口はNG)
  • 面接官の態度(高圧的・圧迫面接は危険)
  • オフィス・トイレが清掃されているか(汚いのはダメ)
  • 面接官の服装(ベンチャー企業以外でラフ過ぎるのは注意)
  • 面接の連絡スピード(遅いのは注意)

もしブラック企業に転職してしまったら

まず、拙速な行動をとるのを止めましょう。

すぐに辞めてしまっても、貯金はすぐに底をついてしまいます。

1~2年ほど我慢できればいいのですが、そうもいかない状況だと思うので、必ず、勤めながら転職活動をしてください。

再度の転職活動では事情をきちんと話しましょう。

落とされる企業も多いでしょうが、嘘をついてはいけません。また、特定の部署だけブラックということもあるので、その場合は異動の機会を探りましょう。